「無理してカッコつける恋愛はしたくない」
「作った自分で結婚しても、どうせ続かない」
「ありのままの自分を受け入れてくれる人と出会いたい」
そう思う男性は、決して少なくありません。むしろそれは、とても誠実でまっとうな考え方だと思います。長い結婚生活を考えたとき、自分を偽り続ける関係がしんどいのは、誰でも想像がつくからです。
けれど、結婚相談所の現場で多くの男性と向き合っていると、ある共通点が見えてきます。
それは、「素のままでいたい」と考えている男性ほど、なぜか婚活が止まってしまうケースが多い、ということです。
もちろん、素の自分が悪いわけではありません。性格が問題なわけでも、魅力がないわけでもありません。問題になりやすいのは、「素のままでいる」という考え方が、いつの間にか“何もしなくていい”という状態にすり替わってしまっていることです。
たとえば、デートの段取りを特に考えずに会う。
服装も仕事帰りの延長のまま。
会話も成り行き任せで、沈黙が増えても特にフォローしない。
本人の感覚では、「無理してない」「自然体でいる」つもりでも、相手の女性から見ると、「私にあまり興味がないのかな」「この人と一緒に生活するイメージが湧かないかも」と感じられてしまうことがあります。
一方で、実際に成婚していく男性たちを見ていると、意外な共通点があります。
それは、最初から“素のまま”でいこうとはしていない、という点です。
彼らは、無理にキャラを作っているわけではありません。ただ、相手との関係をきちんと作るために、最初は少しだけ努力をしているのです。会話を広げようとしたり、相手が安心できるように段取りを考えたり、「また会いたい」と思ってもらうための行動を、ちゃんと選んでいます。
そして関係ができてから、少しずつ力が抜けて、自然体に戻っていく。
つまり、「素でいられる関係」は最初から存在するものではなく、作っていくものなのです。
この順番を飛ばしてしまうと、どれだけ誠実で優しい人でも、「いい人だけど…」で終わってしまうことが少なくありません。
それはとても、もったいないことだと思います。
この記事では、「素のままでいたい」という気持ちが、なぜ婚活を止めてしまうのか。そして、選ばれていく男性たちが最初に何をしているのかを、具体的にお伝えしていきます。
無理をし続ける婚活ではなく、きちんと結果につながる“自然体の作り方”を、一緒に整理していきましょう。
Ⅰ|「素のまま」は楽。でもそれは“スタート地点”じゃない
婚活がうまくいかない男性から、よくこんな言葉を聞きます。
「無理してまで好かれたいとは思わないんです」
「最初から素の自分でダメなら、縁がなかったってことですよね」
この気持ち、とてもよく分かります。
仕事では気を張り、人間関係でも気を使い続けている中で、せめて恋愛や結婚くらいは“頑張らずにいきたい”。そう思うのは、むしろ自然な感情です。
ただ、ここで一度立ち止まって考えてみてほしいのです。
「素のままでいる」とは、具体的にどういう状態でしょうか。
・会話を広げようとしない
・デートの段取りを特に考えない
・相手の好みや気持ちを深く探らない
・自分から踏み込んだ話をしない
もしこれが「素の自分」だとしたら、それは自然体というより、“関係を作る努力をしていない状態”に近いかもしれません。
もちろん、だからといって無理にテンションを上げたり、キャラを作ったりする必要はありません。ただ、人と人が関係を築く以上、最初の段階ではある程度のエネルギーが必要になるのは、恋愛に限った話ではないのです。
たとえば、仕事でも最初から肩の力を抜いた関係は成立しません。
新しい職場、新しい取引先、新しいプロジェクト。
最初は誰でも、いつもより少しだけ丁寧に話し、少しだけ相手の反応を気にして、信頼関係を作ろうとします。
それと同じで、婚活も最初から“完全な素の自分”でいこうとすると、関係が深まる前に終わってしまいやすくなります。
実際、結婚相談所の現場でよくあるのが、こんなケースです。
初対面では特に悪い印象はない。
優しいし、真面目そう。
でも二度三度と会っても、距離が縮まっている感じがしない。
会話は無難で、踏み込んだ話もなく、次の約束も盛り上がらない。
女性側の感想としてよく出てくるのは、
「いい人だと思うんですけど、恋愛のスイッチが入らない」
「この人と将来を想像できるかと言われると、正直ピンと来なくて…」
というものです。
ここで男性側が勘違いしやすいのが、
「盛り上がらない=相性が悪い」
「ピンと来ない=縁がない」
と結論づけてしまうこと。
でも実際には、相性以前に「関係が育つ前に止まっている」だけ、というケースが非常に多いのです。
恋愛感情は、最初から完成された状態で生まれることはほとんどありません。
一緒に過ごす時間の中で、「この人といると楽だな」「もっと話してみたいな」と少しずつ育っていくものです。
その芽が育つ前に、
「特に何も問題ないけど、決め手がない」
という状態で終わってしまうのが、今の婚活で非常によく起きている現象です。
ではなぜ、「素のままでいたい」と考える人ほど、ここで止まりやすくなるのでしょうか。
理由の一つは、「頑張る=自分を偽ること」だと思い込んでしまっているからです。
でも本来、相手に興味を持って質問することも、デートの場所を考えることも、気遣いの言葉をかけることも、自分を偽っているわけではありません。
それは単に、「この人と良い関係を作りたい」という意思表示です。
選ばれている男性たちは、実はとても自然にこれをやっています。
派手なことをしているわけでも、恋愛テクニックを駆使しているわけでもありません。
ただ、最初の段階では「関係を作る行動」を意識して取っているのです。
そして関係が深まるにつれて、だんだん肩の力が抜け、本当の意味で“素でいられる状態”になっていきます。
順番が逆なのです。
素でいられる → 関係ができる
ではなく、
関係を作る → 素でいられる
この順番を飛ばしてしまうと、「楽だけど進まない婚活」になりやすくなります。
もう一つ大きなポイントは、「素の自分」という言葉が、実はとても曖昧だということです。
人は相手や状況によって、自然と振る舞いを変えています。
友人といるときの自分。
職場での自分。
家族の前の自分。
どれも全部“素の自分”であり、同時にすべてが違う顔でもあります。
婚活でいう「素のまま」とは、たいていの場合、
「何も意識しなくていい自分」
「努力しなくていい状態」
を指していることが多いのです。
でも、何も意識せず、何も努力しない関係が、最初からうまくいくことはほとんどありません。
むしろ、最初の段階で少し頑張った経験があるからこそ、
「この人とは気を使わずにいられる」
「一緒にいて自然だな」
という安心感が生まれます。
つまり、本当の意味での“自然体”は、何もしない状態ではなく、関係ができた後に訪れるものなのです。
ここを勘違いしたまま婚活を続けてしまうと、
「頑張らない自分」
「変わらない自分」
で出会い続け、結果が変わらないまま時間だけが過ぎていく、という悪循環に入りやすくなります。
そして多くの男性が、こう感じ始めます。
「自分は選ばれないタイプなんだろうか」
「もう年齢的に厳しいのかもしれない」
でも、実際に相談に来られる方を見ていると、
少し動き方を変えるだけで、驚くほど反応が変わるケースも本当に多いのです。
見た目を大きく変えなくてもいい。
性格を無理に変えなくてもいい。
ただ、「最初の関係づくりの段階では、少しだけ頑張る」という意識を持つだけで、出会いの質も、その先の展開も、大きく変わってきます。
Ⅱ|選ばれる男性が最初にやっている“たった3つのこと”
「素のままでいたい」と思って婚活が止まってしまう男性と、自然と次のステップへ進んでいく男性。
この二人の違いは、性格や年収よりも、実はもっとシンプルなところにあります。
それは、“最初の段階で何を意識して行動しているか”です。
結婚相談所の現場で成婚していく男性たちを見ていると、ほぼ例外なく共通している行動が3つあります。
特別な恋愛テクニックではありません。
むしろ、「それだけでいいの?」と思うほど基本的なことです。
けれど、この3つを意識できているかどうかで、出会いのその後は大きく変わります。
① 相手に「興味がある」と伝わる会話をしている
まず一つ目は、とてもシンプルです。
相手に対して、ちゃんと興味を持っている姿勢が伝わる会話をしている、ということ。
ここで言う「会話が上手い」とは、面白い話を連発することではありません。
むしろ、成婚していく男性の多くは、決しておしゃべりなタイプではありません。
彼らがやっているのは、
・相手の話を受け止めて、そこから話題を広げる
・「それ、どうして好きなんですか?」と一歩踏み込んで聞く
・共感できるところは素直に共感を言葉にする
こうした、ごく当たり前のやり取りです。
一方で、婚活が止まりやすい男性は、会話が「事実確認」で終わってしまうことが多い。
仕事は何をしているか
休日は何をしているか
どこに住んでいるか
情報としては交換できているのですが、「あなた自身に興味があります」というメッセージが伝わりにくい。
女性からすると、「質問はされるけど、心の距離が縮まっていない感じがする」と受け取られてしまうのです。
興味を持つことは、好かれようとすることではありません。
ただ、「あなたを知りたい」という姿勢を示すこと。
それだけで、相手の安心感は大きく変わります。
② デートを“なんとなく”で終わらせない
二つ目は、デートの扱い方です。
選ばれている男性は、デートを「ただ会う時間」にしていません。
一方で、止まりやすい男性ほど、成り行き任せになりがちです。
たとえば、
どこに行くかを決めずに当日を迎える
お店もその場で探す
会話も流れに任せる
本人は「自然体でいい」と思っているのですが、女性側からすると、「私との時間に、あまり気持ちを使ってくれていないのかな」と感じてしまうことがあります。
ここで誤解しないでほしいのは、高級レストランに連れて行け、という話ではありません。
大事なのは、“この時間を大切にしようとしている姿勢”が見えるかどうかです。
・お店を事前に決めている
・相手の好みを少しでも反映しようとしている
・会話が途切れそうなときに話題を振ろうとする
こうした小さな行動が積み重なることで、
「この人といると安心する」
「大切に扱われている感じがする」
という印象につながっていきます。
逆に言えば、ここが抜けてしまうと、どれだけ人柄が良くても「恋愛対象としてのスイッチ」が入りにくくなります。
結婚は生活ですが、最初の入り口はやはり“恋愛の感覚”が必要です。
その火種を作る役割を、男性側が少し担ってあげるだけで、関係の進み方は驚くほど変わります。
③ 自分の将来像をぼんやりでも語っている
三つ目は、将来の話を避けないことです。
婚活が止まりやすい男性ほど、こんなことを言います。
「重い話は早すぎると思って…」
「まだそこまで考えてなくて…」
もちろん、初対面から結婚の話を詰める必要はありません。
ただ、「将来を考える姿勢があるかどうか」は、女性はとても敏感に感じ取ります。
選ばれている男性は、
・どんな生活をしたいか
・仕事と家庭をどう両立したいか
・結婚したら大事にしたいこと
こうしたことを、完璧でなくても言葉にしています。
逆に、ここが全く見えないと、女性側はこう感じてしまいます。
「この人は、私との将来を想像していないのかもしれない」
「恋愛はいいけど、結婚相手としては不安」
これが、「いい人だけど…」で終わってしまう最大の理由の一つです。
実際、男性本人は真剣に考えていなくても、
「今は仕事も落ち着いてきたので、そろそろ家庭を持ちたいとは思っています」
この一言があるだけで、女性の受け取り方は大きく変わります。
将来像を語ることは、重たいアピールではありません。
「私は、結婚を現実として考えています」という意思表示なのです。
「素のまま」でも、選ばれている男性はここが違う
ここまで読んで、「それって無理してるってことじゃないの?」と思われた方もいるかもしれません。
でも実は、これらの行動はすべて「キャラを作る」こととは違います。
本来の自分を隠しているわけでもありません。
ただ、
・相手に関心を向ける
・時間を大切に扱う
・将来を真剣に考えている姿勢を見せる
この3つを、最初の段階できちんと出しているだけなのです。
そして関係ができてから、徐々に力が抜け、自然体に戻っていく。
これが、成婚していく男性たちの共通ルートです。
逆に、「最初から力を抜いた状態」で関係を作ろうとすると、
相手の心が動く前に終わってしまいやすい。
だからこそ、「素のままでいたい」という気持ちを大切にしつつも、
最初の段階だけは、少しだけ“関係を作る努力”をしてほしいのです。
Ⅲ|それでも「頑張るのがしんどい」と感じてしまう男性心理
ここまで読んで、
「やった方がいいのは分かるけど、正直しんどい」
「また頑張らないといけないのかと思うと、気が重い」
そう感じた方も、きっと少なくないと思います。
実際、婚活の相談に来られる男性の多くが、同じことを口にします。
「仕事で精一杯なのに、これ以上気を使う余裕がない」
「恋愛でまで評価されるのがつらい」
「頑張ってもうまくいかなかった経験があって、正直疲れた」
もしあなたが今そう感じているなら、それは怠けているからでも、向いていないからでもありません。
むしろ、とても真面目で、責任感が強いタイプの方ほど、この状態に陥りやすいのです。
「もう傷つきたくない」という防衛反応
「素のままでいたい」という言葉の奥には、実はもう一つの本音が隠れていることが多いです。
それは、
「これ以上、否定されたくない」
「頑張ったのにダメだった、という思いをもう味わいたくない」
という気持ち。
過去の恋愛や婚活で、
頑張っても振られた
努力しても選ばれなかった
好意を示したのに報われなかった
そんな経験をすると、人は無意識に自分を守ろうとします。
そしてその結果、
「最初から素の自分でいれば、ダメでも仕方ないと思える」
というスタンスに落ち着いてしまうのです。
これは決して弱さではありません。
人としてごく自然な防衛反応です。
ただ、この防衛モードのまま婚活を続けてしまうと、
本当は手に入れられるはずだったご縁まで、最初から遠ざけてしまうことがあります。
頑張る=無理する、になってしまっていないか
もう一つ、婚活がしんどくなる理由があります。
それは、「頑張る」という言葉が、いつの間にか
無理をする
自分を偽る
疲れ切るまで気を張る
という意味にすり替わってしまっていることです。
もしあなたが、過去にこういう婚活をしてきたなら、
自分の趣味を隠した
本音を言わずに合わせ続けた
キャラを作って盛り上げ役に徹した
そんな“無理な頑張り方”をしていたなら、
「もう頑張りたくない」と思ってしまうのも当然です。
でも、ここでお伝えしたいのは、
婚活で必要なのは「無理」ではなく「工夫」だということ。
相手に興味を持つこと。
時間を大切にすること。
将来の話を避けないこと。
これらは、自分を消す行為ではありません。
むしろ、自分の人生を大事にしているからこそ、真剣に相手と向き合う姿勢なのです。
「自然体=何もしない」になっていないか
ここで、もう一度「自然体」という言葉について考えてみましょう。
自然体とは、本来、
無理に背伸びしない
自分の価値観を大事にする
必要以上に取り繕わない
という意味のはずです。
でも婚活の場面では、いつの間にか、
誘われるまで動かない
会話が続かなくても放置する
相手の反応を深く考えない
こうした「受け身の姿勢」までが、自然体という言葉で正当化されてしまうことがあります。
けれど、どんな人間関係でも、最初は誰かが関係を動かさなければ始まりません。
もしお互いが「素のままでいよう」として何もしなければ、
その関係は深まる前に止まってしまいます。
それは相性の問題ではなく、単純に“動きが足りなかっただけ”なのです。
自信がないときほど、動けなくなる仕組み
もう一つ、見逃せない心理があります。
それは、「自信がないときほど、人は行動を控える」ということ。
婚活が長引いたり、うまくいかない経験が続くと、
無意識のうちにこう考えるようになります。
どうせ今回もダメかもしれない
期待しない方が楽
頑張っても意味がないかもしれない
そう思うほど、行動量も質も落ちていきます。
すると当然、相手の反応も薄くなり、
「やっぱりダメだった」という経験がまた一つ増える。
この悪循環に入ってしまうと、
「素のままでいたい」という言葉は、実は“これ以上傷つかないためのブレーキ”として使われてしまうのです。
無理なく動ける人は「完璧を目指していない」
一方で、成婚していく男性たちにも、実は共通した特徴があります。
それは、「最初からうまくやろう」としていないこと。
会話が多少ぎこちなくてもいい。
デートが完璧じゃなくてもいい。
将来像がまだ曖昧でもいい。
それでも、
興味は伝える
誠実に向き合う
関係を進めようとする意思は示す
この最低限のラインだけは、必ず守っています。
完璧を目指さないから、行動できる。
行動するから、経験が積み重なり、少しずつ自信が戻ってくる。
この流れに乗れるかどうかが、婚活が動き出すか止まるかの分かれ道になります。
「素の自分」ではなく「育てていく自分」という発想
最後に、ぜひ覚えておいてほしい考え方があります。
結婚に向いている自分は、最初から完成しているわけではありません。
コミュニケーションも、相手への気遣いも、関係の築き方も、
すべて経験の中で少しずつ身についていくものです。
つまり、
今の自分がそのまま結婚向きかどうか
ではなく、
これから結婚に向かって育っていく自分でいられるかどうか
ここが、本当の意味での分かれ道です。
「素のままでいたい」と思う気持ちは大切にしていい。
でも同時に、「より良い関係を作れる自分になろう」とする姿勢も、決して裏切りではありません。
むしろその両立ができたとき、
本当の意味で無理のない結婚に近づいていきます。
Ⅳ|「どこまで頑張って、いつから素に戻していいのか」問題
ここまで読んで、
「最初は多少頑張った方がいいのは分かった」
「でも、ずっと気を張り続けるのは正直ムリ…」
そう感じている方も多いと思います。
実際、婚活でよくある不安の一つがこれです。
“どこまで頑張ればいいのか分からない問題”。
最初は気を使っていたけれど、
いつ素に戻していいのか分からず、
気づいたら自分だけが疲れてしまっている。
そんな経験をしたことがある方も、少なくないのではないでしょうか。
でも実は、この疑問にはかなり明確な答えがあります。
結論から言うと、
👉「関係の土台ができるまで」は頑張る
👉「安心感が共有できたら」少しずつ素に戻す
この順番で問題ありません。
では、その“土台”とは何なのか。
どこを超えたら、無理をやめていいのでしょうか。
「素に戻していいタイミング」はここ
婚活で一番の分かれ道は、実はとてもシンプルです。
それは、
「この人と、また会いたいと思ってもらえているか」
「お互いに、次の約束を自然に楽しみにしているか」
この状態に入っているかどうか。
ここに入る前は、まだ関係は“芽”の段階です。
芽が出たばかりの植物に水をあげるのをやめたら、当然枯れてしまいます。
でも芽が根付き、少し育ってきたら、過剰に世話をしなくても自然に伸びていきます。
人間関係も、まったく同じです。
最初の数回のデート、交際初期の段階までは、
・相手に興味を持っている姿勢を見せる
・会う時間を大切に扱う
・将来の話題を少しずつ出していく
こうした“関係を育てる行動”は、どうしても必要になります。
でも、
LINEのやり取りが自然に続く
次に会う約束がスムーズに決まる
会話に安心感が出てくる
こうなってきたら、そこから先は徐々に力を抜いて問題ありません。
むしろ、その段階でいつまでも完璧に振る舞おうとすると、今度は相手の方が疲れてしまうことすらあります。
「頑張り続けないといけない関係」は、そもそも危険
ここで、はっきり言っておきたいことがあります。
もし、
常に自分ばかりが気を使っている
相手の機嫌を伺い続けている
本音を言うと嫌われそうで怖い
こんな状態が続くなら、その関係は結婚向きとは言えません。
結婚生活は、毎日が共同生活です。
ずっと無理をし続けなければ成立しない関係は、いずれ必ず破綻します。
だから、
「最初に少し頑張る」のは必要ですが、
「ずっと頑張り続ける」のは、むしろ避けるべき状態なのです。
婚活でやるべきなのは、
頑張り続けられる相手を探すことではなく、
頑張わなくても大丈夫になる関係まで育てられる相手を選ぶこと。
この視点を持っている男性ほど、結果的に長く安定した結婚につながっています。
素に戻すときに、やってはいけないこと
もう一つ大事なのが、「素に戻す」ときの落とし穴です。
よくある失敗パターンがこちら。
✔ 連絡頻度が急に減る
✔ デートの質が一気に下がる
✔ 会話の努力を完全にやめる
男性側としては、
「関係が安定してきたから力を抜いているだけ」
のつもりでも、女性側からすると、
「興味がなくなったのかな」
「付き合う前と態度が違う」
と、不安を感じてしまうことがあります。
大切なのは、
👉 気を使いすぎるのをやめること
👉 相手を大切にする姿勢をやめないこと
この違いをはっきり分けることです。
肩の力を抜いていいのは、
会話のテンションや完璧さの部分。
でも、
相手への関心
時間を大切にする姿勢
誠実なコミュニケーション
ここを手放してしまうと、関係は一気に冷え込みます。
素に戻るとは、雑になることではありません。
ここを間違えると、「やっぱりこの人は最初だけだった」と思われてしまう原因になります。
「自然体でいられる相手」は、努力の先に見えてくる
婚活でよく聞く理想があります。
「一緒にいて自然体でいられる人がいい」
これはとても素敵な価値観です。
でも、この自然体の関係は、出会った瞬間から存在するものではありません。
お互いに少しずつ距離を縮め、
価値観をすり合わせ、
安心感を積み重ねた先に、ようやく生まれる状態です。
つまり、
自然体でいられる相手を探す
のではなく、
自然体でいられる関係を育てる
この発想に切り替えられた人ほど、婚活は一気に楽になります。
最初の努力は、永遠に続くものではありません。
関係を作るための“初期投資”のようなものです。
その投資を惜しんでしまうと、
「楽だけど進まない婚活」になってしまいます。
婚活は「評価され続ける場所」ではない
最後に、どうしてもお伝えしておきたいことがあります。
多くの男性が婚活をしんどく感じる理由は、
「常に評価されている気がする」からです。
選ばれるか、選ばれないか。
良いか、ダメか。
そんなふうに感じてしまうと、
誰だって防御的になりますし、素のままでいたくなります。
でも本来、婚活は試験ではありません。
お互いが、
「この人となら一緒にやっていけそうか」
を確認し合う場です。
あなたが相手を選ぶ側でもあるのです。
だから、最初の段階で少し頑張ることは、
自分を売り込むためではなく、
「この人と関係を作れるか」を確かめるための行動です。
評価されるために無理をする婚活ではなく、
未来の生活を一緒に作れる相手かどうかを見極める婚活へ。
そう捉え直すだけでも、「頑張る」という行為の意味が少し変わって見えてくるはずです。
Ⅴ|「無意識にやっている」婚活を止める行動パターン
ここまで読んで、
「理屈では分かるけど、実際のデートではつい元に戻ってしまう」
「気をつけているつもりでも、なぜか同じ結果になる」
そんなふうに感じている方もいるかもしれません。
実は、婚活が止まってしまう男性ほど、本人に悪気はないのに“同じ行動パターン”を無意識に繰り返していることがとても多いのです。
ここでは、結婚相談所の現場で本当によく見かける「止まりやすい行動」を整理していきます。
もし一つでも当てはまるものがあれば、そこがあなたの婚活のブレーキポイントかもしれません。
パターン① 相手の反応が薄いと、すぐ引いてしまう
これは非常に多いケースです。
最初は自分から話題を振っていたのに、
相手の反応が思ったより薄いと、
「興味ないのかな」
「無理に話しかけるのも悪いし」
と、急に距離を取ってしまう。
でも実際には、女性側は単に緊張しているだけ、ということも本当によくあります。
婚活の初期段階では、お互いが様子見状態です。
反応が薄い=脈なし、とは限りません。
ここで男性が一歩引いてしまうと、女性側も
「この人もあまり興味ないのかな」
と感じ、関係が止まってしまいます。
本当は、最初の数回は“手応えがなくても続ける”くらいでちょうどいいのです。
パターン② 自分のことをあまり話さない
「聞き役に回った方がいい」と思って、
相手の話はよく聞くけれど、自分の話はほとんどしない。
これも、実は止まりやすいパターンです。
女性側からすると、
この人、何を考えているんだろう
私に心を開いてくれていないのかな
と感じてしまうことがあります。
婚活では、「優しい」「聞いてくれる」だけでは、結婚相手としてのイメージが湧きにくい。
あなたがどんな価値観を持っていて、
どんな生活をしたいと思っていて、
どんな人間なのか。
それが伝わらないと、将来像が描けないのです。
素の自分を出したいなら、むしろ少しずつ自分の話をしていくことが大切です。
パターン③ いい雰囲気になると、急にブレーキを踏む
これは意外と多いのですが、
関係が少し良くなってきたタイミングで、急に距離を取ってしまう男性もいます。
LINEの頻度が下がる
次の約束をなかなか決めない
気持ちを探られると話題を変える
本人の中では、
「まだ決めきれない」
「期待させるのも悪い」
という誠実さから来ている行動なのですが、女性側からすると、
「急に冷めたのかな」
「何か失礼なことをしたのかな」
と、不安が一気に膨らんでしまいます。
結果として、相手の方から距離を置かれてしまう。
本当は、迷っているなら迷っていると伝えた方が、関係は続きやすいのです。
パターン④ 「嫌われないこと」を最優先にしてしまう
とても優しい男性に多いのがこのタイプです。
相手の希望にすべて合わせる
自分の意見を言わない
違和感があっても我慢する
これを続けていると、女性側はこう感じ始めます。
「この人は、私といて楽しいのかな」
「本音が見えなくて、距離を感じる」
さらに、男性側もだんだん疲れてきて、
どこかで限界が来ます。
そして最終的には、
「やっぱり合わない気がする」
と、自分から関係を終わらせてしまう。
でも実際は、最初から本音を少しずつ出していれば、調整できたズレだったことも多いのです。
嫌われないことを優先すると、結果的に「選ばれにくくなる」。
婚活では、少し皮肉な現象ですが、現場では本当によく起きています。
パターン⑤ 「縁があればうまくいく」と考えてしまう
最後は、少し耳が痛いかもしれません。
「本当に合う人なら、何もしなくても自然に進むはず」
「うまくいかないのは縁がなかっただけ」
そう考えてしまうと、改善点に目を向けなくなります。
もちろん、相性は大切です。
でも、関係が育つ前に終わってしまえば、相性を確かめるところまで行きません。
縁は、行動の中で育つものでもあります。
少し話しやすい雰囲気を作る
少し気持ちを言葉にする
少し相手の立場を考える
こうした積み重ねの先に、ようやく「ご縁」になります。
「縁がなかった」で片付けてしまうと、同じパターンを何度も繰り返すことになりやすいのです。
行動が変わらないと、結果も変わらない
ここまで挙げた行動パターンは、どれも性格の問題ではありません。
むしろ、
気を使える
相手を尊重できる
誠実である
そういう長所から来ている行動です。
ただ、それが婚活という場面では、少しだけ方向を間違えて出てしまっている。
だから必要なのは、自分を変えることではなく、
「出し方」と「タイミング」を少し調整することです。
ほんの少し行動を変えるだけで、
相手の反応が変わる
関係の進み方が変わる
自分の気持ちの余裕も変わる
というケースを、私たちは何度も見てきました。
Ⅵ|今日から変えられる、婚活が動き出す5つの実践ポイント
ここまで読んで、
「自分の止まり方、だいぶ分かってきたかもしれない」
「でも、じゃあ具体的に何を変えればいいの?」
そう感じている方も多いと思います。
この章では、性格を無理に変えたり、キャラを作ったりしなくても、今日から実践できる“動き方の調整ポイント”をお伝えします。
大きな改革ではありません。
でも、この小さな積み重ねが、関係の進み方を確実に変えていきます。
ポイント① 会話は「事実+気持ち」で返す
婚活でよくある会話が、情報のやり取りだけで終わってしまうパターンです。
たとえば相手が、
「最近、料理にハマってて」
と言ったとき、
「へえ、何作るんですか?」
で終わるのは、事実確認止まり。
そこに、気持ちを一言足すだけで、会話の温度が変わります。
「いいですね。自分で作れるようになると楽しいですよね」
「それ、続いてるのすごいですね」
こうした感情のリアクションが入ると、
相手は「ちゃんと受け取ってもらえている」と感じます。
会話が盛り上がらない原因の多くは、話題ではなく“受け取り方”にあります。
ポイント② デートは「決める」を一つ増やす
全部完璧に決める必要はありません。
でも、今まで成り行きだった人は、
一つだけでいいので事前に決めてみてください。
お店を決める
散歩コースを決める
解散時間の目安を決める
それだけで、相手の安心感は大きく変わります。
「この人、ちゃんと考えてくれてるな」
この感覚が生まれると、次の約束につながりやすくなります。
ポイント③ 迷っているときは、黙らずに伝える
迷っているときほど、何も言わず距離を取ってしまう人が多いです。
でも、それは相手にとって一番分かりにくい行動です。
完璧な答えでなくて構いません。
「正直、まだ自分の気持ちを整理している途中で」
「でも、もう少し会って考えたいと思っています」
こう伝えるだけで、相手は安心します。
迷いを伝えることは、誠実さです。
逃げではありません。
ポイント④ 自分の希望を“軽く”出してみる
いきなり強い主張をする必要はありません。
でも、何も言わないと、相手はあなたの基準が分からないままになります。
「こういう時間の過ごし方が好きです」
「将来はこんな生活ができたらいいなと思ってます」
この程度で十分です。
あなたの価値観が少し見えるだけで、
相手は将来像を想像しやすくなります。
ポイント⑤ 婚活の振り返りを“一人で完結させない”
うまくいかなかったとき、
「やっぱり自分はダメなんだ」
と結論づけてしまう人がとても多いです。
でも、現場で見る限り、多くの場合は
言葉の選び方
距離の詰め方
タイミング
こうした小さなズレが積み重なっているだけです。
第三者の視点が入ると、
「そこ、実は全然悪くないですよ」
「次はここだけ意識してみましょう」
と、修正点が明確になります。
一人で反省会をすると、必要以上に自分を責めてしまいがちです。
「頑張る婚活」から「整える婚活」へ
ここまでのポイントに共通しているのは、
無理をすることではなく、“整える”という感覚です。
自分の伝え方を整える
関係の進め方を整える
気持ちの整理の仕方を整える
この調整ができるようになると、
婚活は一気にしんどさが減ります。
そして不思議なことに、気持ちが楽になると、相手からの反応も良くなっていきます。
緊張が減り、表情が柔らかくなり、
結果として「一緒にいて安心できる人」に見えるようになるからです。
「素のまま」を大切にしたまま、結果も出すために
ここまで繰り返しお伝えしてきた通り、
あなたの性格や価値観そのものを変える必要はありません。
ただ、
素の自分を守るために、関係を作る行動まで止めてしまっていないか。
ここだけ、ぜひ一度見直してみてください。
最初の一歩だけ、少し踏み出す。
その先で、少しずつ自然体に戻っていく。
この流れに乗れた人ほど、
「婚活ってこんなにしんどいものだと思ってました」
と、あとから振り返ることが多いのです。
まとめ|一人で抱え込まない婚活が、結果を早める理由
ここまで読み進めてくださった方の中には、
「やるべきことは分かった」
「少し動き方を変えればいいのも理解できた」
そう感じている方も多いと思います。
それでも正直なところ、
「全部を一人でやり切れる気がしない」
「また同じところで止まったらどうしよう」
そんな不安も、きっとどこかにあるのではないでしょうか。
実は、婚活が長引いてしまう大きな理由の一つが、
“全部を一人で何とかしようとすること”です。
真面目で責任感の強い男性ほど、
人に頼ることを後回しにしてしまいがちです。
でも現実には、婚活は
自分の気持ち
相手の反応
社会的な条件
タイミング
こうした複数の要素が絡み合う、かなり複雑な活動です。
それを一人で分析し続けるのは、正直かなり消耗します。
見えていない「自分の癖」は、ほぼ必ずある
結婚相談所で面談をしていると、よくこんな場面があります。
ご本人は、
「ちゃんと頑張っているつもりなんです」
「毎回、誠実に向き合っていると思うんですが…」
そうおっしゃるのに、なぜか毎回同じところで関係が止まってしまう。
詳しく話を聞いていくと、
・踏み込みが足りない
・気遣いが過剰で距離が縮まらない
・決断のタイミングが遅れている
こうした“無意識の癖”が見えてくることがとても多いのです。
そしてこれは、本人が悪いわけではありません。
人は誰でも、自分の行動を客観視するのが一番苦手だからです。
だからこそ、第三者の視点が入るだけで、
婚活の進み方が一気に変わるケースが本当に多いのです。
「努力不足」ではなく「方向ズレ」の修正
婚活がうまくいかないと、多くの人はこう考えます。
もっと頑張らなきゃ
もっと魅力的にならなきゃ
でも実際の現場では、
努力の量ではなく、方向が少しズレているだけ、というケースの方が圧倒的に多いです。
少し言い方を変える
少し踏み込むタイミングを早める
少し自分の希望を出す
それだけで、相手の反応が変わり、関係が進み始める。
でもこの「少しの調整」は、本人一人では気づきにくいのです。
結婚相談所は「結論を迫る場所」ではない
ここで、結婚相談所について少し正直な話をさせてください。
多くの方が、
「入会したらすぐ結婚を決めなきゃいけない」
「プレッシャーが強そう」
というイメージを持っています。
でも、少なくともムーヴオンブライダルでは、
最初から結論を急がせることはありません。
むしろ多いのは、
今、どこで止まっているのか
何が引っかかっているのか
どういう相手なら安心できそうか
こうした整理から、一緒に始めるケースです。
婚活がしんどくなる一番の原因は、
「何が問題か分からないまま頑張り続けること」。
それを言語化するだけで、気持ちが軽くなる方も本当に多いのです。
九星気学 × 現実の婚活サポートという視点
ムーヴオンブライダルの特徴の一つが、
九星気学の視点と、現実の婚活サポートを組み合わせていることです。
占いだけで終わらず、
今年は迷いやすい流れだから、判断基準を先に決めておきましょう
この星の人は、ここで立ち止まりやすいから早めに相談を入れましょう
といった形で、行動レベルまで落とし込んでアドバイスしています。
だから、
「なぜ今、こんなに迷っているのか」
「自分の止まり方のクセはどこなのか」
そうしたことも含めて、かなり具体的に整理することができます。
占いで背中を押すだけでなく、
現実的にどう動けばいいかまで一緒に考える。
それが、結果につながりやすい理由の一つです。
最後に|「素のままでいたい」は、間違いじゃない
最後に、もう一度はっきりお伝えしておきたいことがあります。
「素のままでいたい」という気持ち自体は、決して間違いではありません。
むしろ、結婚においてとても大切な価値観です。
ただ、その気持ちが、
動かない理由
踏み出さない言い訳
になってしまったとき、婚活は止まってしまいます。
素の自分でいられる関係は、
何もしなくても手に入るものではなく、
最初の一歩を踏み出した先で、少しずつ育っていくものです。
もし今、
頑張るのに疲れている
でも、このまま何も変わらず時間が過ぎるのも怖い
そんな気持ちが少しでもあるなら、
一人で抱え続ける必要はありません。
誰かに話して、整理して、方向を調整する。
それだけで、次の一歩はずっと軽くなります。
ムーヴオンブライダルの無料相談は、
「入会を決める場」ではなく、
「今の婚活を整理する場」として使っていただいて大丈夫です。
あなたのペースで、あなたの人生に合った形で、
無理のない婚活の進め方を一緒に考えていきます。
2026年を、
「何となく過ぎた年」にするか、
「ちゃんと動いた年」にするか。
その分かれ道は、ほんの小さな行動の差から始まります。
その一歩を、今日ここから踏み出してみませんか。
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実は2026年は、運気が良くても婚活が止まりやすい年回りでもあります。
「なぜ動いているのに結婚につながらないのか?」
その理由と立て直し方はこちらの記事で詳しく解説しています。
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