結婚相談所って、正直ちょっと勇気がいりますよね。
決して安い買い物ではありませんし、
「もし合わなかったらどうしよう」と思うのは、ごく自然な感覚だと思います。
一方で、時間は誰にとっても有限です。
今の婚活のやり方が合っていないと感じているなら、
「もっと早く環境を変えていればよかった」と後から思う人が多いのも、現場でよく見てきました。
だから多くの方が、こんなところで迷います。
- お金をかけて失敗したくない
- でも、遠回りし続けるのも不安
- 相談所が向いているのかどうか、自分ではよく分からない
正直なところ、「結婚相談所に行った方がいいかどうか」を
ネットの情報だけで判断するのは、かなり難しいです。
なぜなら、向いている・向いていないを分けるのは、年齢や条件よりも
婚活の進め方のクセや、判断の仕方の問題だからです。
そこでこの記事では、
「今のあなたの婚活スタイルに、結婚相談所が合っているかどうか」を
できるだけシンプルに見分けるポイントをお伝えします。
無理に勧めるための話ではありません。
むしろ、「今はまだ別のやり方でいい人」も、ちゃんといます。
それでも、
もし今の婚活に少しでも引っかかりを感じているなら、
この先を読むことで、自分に合った進め方のヒントが見つかるはずです。
結婚相談所は「最後に取っておく切り札」ではありません
結婚相談所を、
「どうしてもダメだったときの最終手段」
のように考えていませんか?
お金もかかるし、まだそこまで追い込まれていないなら、
今はとりあえず様子見でいいかな…という気持ちになるのも、無理はありません。
でも、この考え方には一つ大きな落とし穴があります。
それは、
“結果が出てから対策を打とうとしている” という点です。
たとえば受験で考えてみてください。
センター試験(共通テスト)の結果が出てから、
「やっぱり塾に入ろうかな」と思っても、
もうその年の受験に向けた対策としては遅いですよね。
塾というのは、成績が出てから行く場所ではなく、
成績が出る前に、やり方を整えるために使う場所です。
結婚相談所も、実はかなり近い役割をしています。
今までの出会い方や選び方、
交際の進め方や判断のクセを整理して、
“これからどう動くか”を一緒に組み立てていく場所です。
だから、
- うまくいかなかった結果が出てから行く場所
- どうしようもなくなってから駆け込む場所
というよりも、
- 今のやり方に違和感を感じ始めたとき
- 同じパターンを繰り返している気がするとき
に使う方が、本来の力を発揮しやすい仕組みなんです。
「まだ切り札は残しておこう」
「本当に困ったら相談所に行けばいい」
そうやって先送りにしてしまうほど、
時間だけは確実に過ぎていきます。
結婚相談所は、
追い詰められてから使う非常手段ではなく、やり方を修正するための“作戦会議の場”だと考えていただいた方が、実態に近いかもしれません。
結婚相談所が合わないのは、こういうタイプの方です
結婚相談所を検討するとき、
多くの方が一番気にしているのは、たぶんここだと思います。
入っても無駄になるんじゃないか
お金だけ払って、結局うまくいかなかったらどうしよう
その不安、すごくもっともです。
決して安い金額ではありませんし、時間もかかります。
だからこそ、「自分に合うサービスなのか」は、先に知っておきたいですよね。
結婚相談所は、誰にでも合う万能な場所ではありません。
正直に言うと、この仕組みでは十分に力添えできないタイプの方もいます。
それは人柄や能力の問題というより、
サービスの使い方と期待値が噛み合わないケースです。
まずは、結婚相談所という場所が
「何をしてくれる場所で、何はできない場所なのか」からお話しします。
結婚相談所は「入れば結果が出る場所」ではありません
学習塾を思い浮かべていただくと、分かりやすいかもしれません。
学習塾は、勉強のやり方を教え、成績が上がるよう支援はしますが、
志望校合格を保証する場所ではありません。
入塾しただけで成績が上がるわけではなく、
課題に取り組み、授業を聞き、必要に応じてやり方を修正する。
その積み重ねがあって、はじめて結果につながります。
もし、
- 課題はやらない
- 授業も真剣に聞かない
- それでも合格圏外の志望校の話だけを続ける
という状態であれば、
正直、どれだけノウハウがあってもサポートは成果につながりません。
学習塾は、替え玉受験をしたり、成績を改ざんしたり、
裏口入学を斡旋したりはできません。
できるのは、利用者の成績が上がるように支援することだけです。
結婚相談所も、これとよく似た構造をしています。
「成婚させること」を目的にすると、正直、無理が出てきます。
代わりにできるのは、
成婚できそうな自分に近づくためのブラッシュアップの補助と、
現実的に成立しやすいマッチングを整えることです。
入会しただけで結婚が決まる、という仕組みには
そもそもなっていません。
だから、こういう姿勢の方は噛み合いにくくなります
この構造を前提にすると、
結婚相談所と相性が悪くなりやすいのは、次のようなタイプです。
① 結婚相談所を「最後の切り札」や「魔法の場所」だと思っている人
- ここに入れば何とかしてくれるはず
- 今までうまくいかなかったのは環境のせい
こうした期待が強い場合、
現実とのギャップで失望しやすくなってしまいます。
結婚相談所は環境は整えてくれますが、
代わりに人生を動かしてくれる場所ではありません。
② 自分は変えず、相手だけを用意してほしい人
「条件に合う人さえ紹介してくれればいい」
「自分は今のままで選ばれるはず」
このスタンスの場合、正直かなり厳しくなります。
結婚相談所では、
- プロフィールの見せ方
- 交際中のコミュニケーション
- 相手からどう見られているか
こうした部分も含めて、一緒に調整していきます。
そこをすべて拒否してしまうと、
出会いの数が増えても、同じところでつまずき続けてしまいます。
③ アドバイスを受け取る気がない人
結婚相談所は「一人で完結する婚活」ではありません。
基本的に、振り返りと軌道修正が入ります。
- なぜうまくいかなかったのか
- 次はどう変えてみるか
このやり取りを受け入れられない場合、
正直、こちらからできるサポートはほとんど残りません。
これは性格の問題というより、
サービスの仕組みとの相性の問題です。
合わないのは、能力ではなく「婚活スタイルの違い」です
ここまで読むと、
「合わないタイプって、要するに問題のある人なの?」
と感じた方もいるかもしれません。
でも、そういう意味ではまったくありません。
たとえるなら、
結婚相談所は証券会社のサポート付き運用に近く、
一方で、個人投資家として自分の判断で動くスタイルが合っている人も確実にいます。
自分で相場を読み、
自分の判断で動き、結果もすべて自分で引き受ける。
こういうスタイルが向いている人にとっては、
第三者の助言や管理が入ること自体が、煩わしく感じることもあります。
結婚相談所は、
- 状況を一緒に整理し
- リスクや傾向を客観的に確認し
- 無理のない戦略を組み立てていく
いわば「伴走型」の婚活スタイルです。
だから合わないのは、
人としての良し悪しではなく、
婚活をどう進めたいかというスタイルの違いなのです。
「お金を払ったから選ばれる」構造ではありません
もう一つ、誤解されやすい点があります。
「大金を払ったんだから、結婚相手を連れてきてくれるはず」
そう思ってしまう気持ちも、正直よく分かります。
でも、この期待が成り立たない理由はとてもシンプルで、
連れて来られる予定の“相手側”も、同じようにお金を払って活動しているからです。
結婚相談所と利用者の関係は、たしかに「お客様とサービス提供者」です。
でも、実際に結婚するのは、相談所と会員ではなく、会員同士です。
つまり、マッチングの場面では、
企業対顧客ではなく、顧客同士の合意形成が起きています。
片方だけが一方的に得をする契約は、そもそも成立しません。
「お金を払ったから選ばれる」という構造には、最初からなっていないのです。
だから結婚相談所ができるのは、
無理に誰かをあてがうことではなく、
お互いに納得して前に進めそうな組み合わせを、現実的なラインで探していくこと。
この前提を理解したうえで利用したときに、
結婚相談所はもっとも力を発揮します。
結婚相談所という仕組みがフィットしやすい人の特徴
結婚相談所がフィットしやすいのは、
「恋愛が苦手な人」ではありません。
もっとはっきり言うと、
物事を決めるときに、自己判断だけで突っ走らないタイプの人です。
たとえば、
- 他人からのアドバイスをいったん飲み込んで、消化してから判断する
- 何か始める前に、下調べや口コミをきちんと確認する
- 勢いよりも、リスクや再現性を重視する
こうした傾向がある方は、結婚相談所の仕組みと非常に相性が良いと言えます。
そして実は、このタイプの方ほど、
自分では「ちゃんと動けている」と思っていることも少なくありません。
アプリを使ってみたり、婚活イベントに参加したり、
ネットで情報を集めて対策を考えたり。
表面的には、確かに“何もしていない人”ではないからです。
ただ、ここで一つ問題になるのが、
ネットの情報は幅が広すぎて、かえって判断基準が定まらないことです。
正反対の意見が、どちらももっともらしく書かれている。
しかも口コミや体験談の中には、広告目的のものや極端な事例も混ざっています。
その結果、
絞れているつもりで、実はかなり偏った世界を見ている
という状態に陥ってしまうことも、決して珍しくありません。
合理的に動きたい人ほど、
実は「他人の視点」を入れた方が、判断の精度は上がります。
視点が一人から二人、三人に増えるだけで、
物事は一気に立体的に見えるようになります。
ただし、ここで一つ注意点があります。
家族や友人といった近しい人ほど、無意識のうちに
- こうなってほしい
- こういう相手を選んでほしい
- あなたには幸せでいてほしい
という“願望のフィルター”を通して意見を言います。
それは悪いことではありませんし、むしろ自然な感情です。
でもその分、客観性という点ではどうしても偏りが出やすくなります。
結婚相談所の仲人が「赤の他人」であることには、実は意味があります。
あなたの人生に直接の利害関係がなく、
理想像を押し付ける必要もなく、
それでも成婚という結果には責任を持つ立場。
だからこそ、
- 感情論ではなく現実的な選択肢
- 市場の中でのあなたの立ち位置
- 無理のないマッチングライン
を、比較的フラットな視点でお伝えすることができます。
これは、ネット記事では代替できません。
なぜならそこには、あなた個人という変数が入っていないからです。
合理的に動きたい。
できるだけ失敗確率を下げたい。
遠回りせず、現実的に結婚に近づきたい。
そう考える人ほど、
自己判断だけで突き進むより、
判断プロセスそのものを外注する方が、結果的に合理的になることもあります。
身近な人の意見も必要。でも、それだけでは足りない理由
第3章で、第三者の視点の価値についてお話ししましたが、
だからといって、家族や友人の意見が不要というわけではありません。
結婚は二人の問題であると同時に、
実際には親戚付き合いや友人関係など、
周囲との人間関係ごと続いていくものです。
だからこそ、
- 家族から見て受け入れられる相手か
- 友人と一緒にいても無理のない関係か
こうした視点を事前に知っておくことには、きちんと意味があります。
「実はお互いにとって特大の地雷がありました」では、
結婚後の方が大変になるからです。
一方で、身近な人の意見には、必ず感情も混ざります。
家族や友人は「あなた」が好きだからこそ、
あなたの価値を高く見積もってくれます。
それは持ち上げているわけでも、合わせているわけでもなく、
ごく自然な気持ちです。
ただ、意見を集めれば集めるほど、
理想像がどんどん“盛られていく”構造も生まれます。
家庭的で、仕事もできて、優しくて、見た目も良くて、
相手を立ててくれて、でも依存はしない。
あるいは、稼げて家事も育児もして包容力もある。
それぞれはもっともですが、
正直、その多くは同時に成立しにくい特性でもあります。
これは気持ちの問題ではなく、
条件同士がぶつかっている設計の問題です。
しかも、そうした“全部入り条件”を満たす人は、
婚活市場では当然ながら希少です。
希少である以上、その人を希望する側にも、
相応の条件や状況が求められます。
だから必要になるのが、
感情や期待から一歩離れた、整理役としての第三者の視点です。
結婚相談所の仲人は、親戚にも友達にもならない分、
- 条件同士の矛盾
- 市場での希少度
- 現実的に成立しやすい組み合わせ
こうした点を、比較的フラットに整理する役割を担います。
身近な人の意見を切り捨てるのではなく、
たくさん集まった意見を、現実的な形に組み直すための存在。
それが、仲人という第三者の価値だと私たちは考えています。
だからこそ、まずは“結婚相談所に入るかどうか”を決めなくていい
ここまで読んでくださった方の中には、
- 自分は相談所に向いているのか、向いていないのか
- そもそも今、婚活をどう進めるのが正解なのか
そのあたりが、前よりも少し気になってきた方もいらっしゃるかもしれません。
でも正直に言えば、
この段階で「入会する・しない」を決める必要は、まったくありません。
というのも、多くの方がつまずくのは、
方法選び以前に、婚活の前提条件が整理できていないところだからです。
- 自分が何を大事にしたいのか
- どこまでなら譲れて、どこは譲れないのか
- 今の行動量や環境で、現実的にどんな出会いが見込めるのか
これが曖昧なままだと、
アプリでも、紹介でも、相談所でも、
結局は同じところで迷い続けてしまいます。
だから私たちは、
無料相談を「入会のための場」だとは考えていません。
今の婚活の進め方が、
あなたの性格や状況に合っているのか。
もし違うなら、どこをどう変えればよさそうなのか。
それを一度、言語化して整理するための場だと思っています。
もちろん、お話しした結果、
- まだ今は相談所を使う段階ではなさそう
- 別の出会い方を続けた方が合っていそう
そういう結論になることも、普通にあります。
それで構いませんし、
むしろ無理に進めて後から苦しくなる方が、ずっともったいないと思っています。
結婚相談所は、人生を変える魔法の装置ではありません。
でも、自分ひとりでは見えにくいズレや選択肢を、
一緒に整理することはできます。
「今のままでいいのか、正直よく分からない」
「誰かに一度、客観的に見てもらいたい」
もしそんな気持ちが少しでもあるなら、
それだけで、相談する理由としては十分です。
結婚相談所に入るかどうかを決める前に、
まずは、あなた自身の婚活の設計図を一度見直してみる。
そのための時間として、気軽に使っていただけたらと思います。
最後に|無料相談は「何でもOK」でも「絶対入会」でもありません
無料相談は、何を話してもいい雑談の場でも、
結婚する気がないまま人生相談や恋愛相談だけをする場所でもありません。
正直に言うと、それは私たちが困ってしまうケースです。
でも一方で、
相談に来たからといって、必ず入会しなければならない場所でもありません。
それは、それでお客様を困らせてしまうことになると思っています。
私たちは、無料相談を
「結婚を考えている人が、自分に合った進め方を整理する場」
として使ってもらえたらと考えています。
もちろん結婚相談所という選択肢はご提案します。
それが仕事でもありますし、来てくださる方が結婚を考えている以上、
そこを避けて通る話ではありません。
でも、話してみて
「私のしたい婚活はこれじゃない」と感じることも、普通にあるかと思います。
お見合いで、条件は悪くないのにしっくりこない相手がいるように、
婚活の進め方にも、相性があります。
だから、勧められたからといって進まなければいけないわけではありません。
違うと思ったら、断ってしまってかまいません。
それは遠慮することでも、失礼なことでもありません。
ただ、誰かに話しながら自分の考えを言葉にしていくと、
「自分は何を大事にしたいのか」
「何が不安で、何が引っかかっているのか」
そうした本音が、思っている以上にはっきりしてきます。
結婚相談所に入るかどうかを決める前に、
まずは自分の婚活の方向性を整理する時間として、
この場を使っていただけたらと思います。
話してみて、違うと思ったら違うでいい。
でも、話してみたからこそ見える答えがあるなら、
その時間は、決して無駄にはならないはずです。



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