名古屋での結納・顔合わせガイド:準備から費用・おすすめのお店まで
結婚前の大切なステップ!結納と顔合わせとは?
婚活を経て成婚(婚約)が決まると、結婚式に向けてさまざまな準備が始まります。その第一歩として「結納」または「顔合わせ」が行われます。これは両家が正式に婚約を認め合い、親睦を深める大切な機会です。
本記事では、名古屋での結納・略式結納・顔合わせについて、準備のポイントや費用、おすすめの会場などを詳しく解説します。
結納と顔合わせの違い
結納とは?
正式に婚約を成立させる伝統的な儀式で、かつては「正式結納」として、仲人が両家を行き来し、結納金や結納品を納めるスタイルが一般的でした。
名古屋の伝統的な結納スタイル
名古屋では、昔から結納が盛んに行われてきました。特に、お婿さん側が結納金を用意する代わりに、お嫁さん側はその3倍の金額に相当する豪華な家具を準備するという習慣がありました。
また、婚礼家具を新居に運ぶ際には、購入したお店がガラス張りのトラックを用意し、道行く人々にも見えるように豪華な家具を披露するという風習もあったそうです。このような文化があったことから、「娘が3人いると家が破産する」と言われるほど、結納や婚礼準備には多くの費用がかかると考えられていました。
結納金の相場
結納金の金額には明確な決まりはありませんが、一般的な相場は100万円前後とされています。ただし、地域によって金額に差があり、関東と関西では関西のほうがやや高めの水準となる傾向があります。
また、結納金を贈る際には、「奇数」の金額を意識して準備することが縁起が良いとされています。これは「割り切れない=別れない」という意味があり、結婚生活の安定を願うものです。ただし、「8」は偶数ですが、「末広がり」として縁起が良いため、結納金の金額に反映されることもあります。
略式結納とは?
近年主流となっているのが「略式結納」です。これは、伝統的な結納の形式を簡略化し、より現代のライフスタイルに合わせた形で行われるものです。
略式結納では、仲人を立てずに両家が直接集まり、結納品や結納金の交換を行うのが一般的です。正式結納と異なり、男性側が女性側の家を訪問するのではなく、料亭やホテルの個室など中立的な場所で実施されることが多くなっています。
略式結納の特徴:
- 仲人なし:両家だけで行うため、準備の負担が少ない。
- 食事会形式:結納の儀式に加え、会食を楽しみながら親睦を深める。
- 費用が抑えられる:正式な結納よりも簡素化され、必要最低限の準備で済む。
- 結納品の簡略化:結納品をすべて用意するのではなく、指輪や記念品の交換に留めるケースも。
顔合わせとは?
顔合わせは、略式結納よりもさらにシンプルな両家の食事会です。結納品の交換は行わず、婚約指輪などの記念品を交換する場合もあります。
顔合わせの流れ
(1)待ち合わせ・集合
- お店の入り口または個室の前で両家が合流。
- 約束の時間より5~10分前には到着するのがマナー。
(2)挨拶
- 新郎の父親が開会の挨拶を行い、両家が集まったことへの感謝を述べる。
- 続いて、新郎新婦がそれぞれの家族を紹介。
(3)食事と歓談
- 和やかな雰囲気で食事を楽しみながら、両家の親睦を深める。
- 話題のポイント:
- 新郎新婦の幼少期や成長のエピソード
- 結婚準備について
- 共通の趣味や興味
- 政治・宗教・仕事の話題は避ける。
(4)婚約記念品の交換(希望があれば)
- 新郎→新婦:婚約指輪やアクセサリー。
- 新婦→新郎:時計や記念品。
- 記念品交換を行う場合は、事前に両家で話し合っておく。
(5)記念撮影
- お店のスタッフに依頼し、家族写真を撮影する。
- 記念に残る1枚を撮ることで、思い出を形にする。
(6)締めの挨拶・解散
- 新郎の父親が締めの挨拶を行い、会食の締めくくりとする。
- 新郎新婦からも、それぞれ両親への感謝の言葉を伝える。
- 両家が円満な関係を築けるよう、笑顔で解散。
顔合わせのまとめ
①事前準備をしっかり行う
✅日程調整
- 結婚式や入籍は3~6ヶ月前が一般的です。
- 両家の予定を早めに確認し、余裕を持って決定します。
✅会場選び
- 料亭・ホテル・レストランの個室が一般的。
- 双方の移動距離や好みに配慮する。
- 静かで落ち着いた雰囲気の場所を選びます。
✅費用負担の決定
- 誰が解決するのか事前に決めておく(新郎新婦が負担するのが一般的)。
- お支払い時にもたれないよう、事前にお店でお支払いを忘れないように。
✅服装の確認
- 二人の服装の問題が出る前に話が合う。
- 男性はスーツ、女性はワンピースやきれいめの和装が無難。
✅手土産の準備
- 両家共に用意するのが一般的です。
- 価格帯は3,000円~5,000円程度が目安です。
- 和菓子や地元の特産品など、上品なものを選びます。
②当日のマナーと行動
✅時間厳守(5~10分前に到着)
- 先に到着した側は、店の外やロビーで待つのがマナーです。
✅最初の挨拶は男性の父親から
- 「本日はお集まりいただきありがとうございます」と考えに。
- 新郎新婦がそれぞれ自分の家族を紹介。
✅会話のマナー
- 政治・宗教・仕事の話題は好ましくありません。
- 結婚準備の進捗や、趣味・旅行など和やかな話題を気にしています。
- 相手の話をしっかり聞く姿勢を大切にする。
- 子供の頃のエピソードや思い出、両親に対してお礼をこめて「しおり」などを作成しておくのもポイント。
✅お酒の飲みすぎに注意
- 緊張から飲みすぎないように。
- 両家で飲むペースを合わせる事も大切です。
✅婚約記念品の交換(希望があれば)
- 婚約指輪、時計、記念品などを交換するカップルもいます。
- 事前に両家で相談して決めます。
✅記念撮影を忘れずに
- 和やかな雰囲気のうちに写真を撮りました。
- お店のスタッフにお願いするとスムーズです。
③ 会食後のマナー
✅締めの挨拶
- 新郎の父親が「本日はありがとうございました」と締めるのが一般的。
- 新郎新婦も「今日はありがとうございました」としっかりお礼を伝える。
✅お会計はスムーズに
- 両親の目の前でお金を出すのは避け、事前に支払うのが理想です。
✅お礼のフォローを忘れずに
- 当日帰宅後、または翌日には両親にお礼を伝えます。
- お礼の手紙やメッセージ は重要。
④ 両家の顔合わせを成功させるためのポイント
✅お互いを尊重する気持ちを忘れずに
- 両家の文化や価値観の違いがあっても、受け入れる姿勢を大切に。
✅新郎新婦が場を和ませる努力する
- お互いの緊張を考えて、会話の橋渡しをするのも大切。
✅楽しむ気持ちを忘れずに
- 硬くなりすぎず、笑顔で和やかに時間を過ごすことが何よりも大切です。
まとめ
両家の顔合わせは、結婚に向けての大切な一歩です。
事前準備をしっかり行い、当日はリラックスして会話を楽しみましょう。
📌ポイントおさらい
✔日程・会場・服装・手土産の事前準備を徹底
✔当日は時間厳守&笑顔を忘れずに
✔相手の話をしっかり聞く、会話のバランスを意識する
✔お酒の飲みすぎに注意し、締めの挨拶&お礼を忘れずに
このポイントを押さえれば、両家の顔合わせはきっとスムーズにいきます!
特別な日だからこそ、準備を整えて、両家が笑顔で過ごせる時間にしましょう。
名古屋で結納ができるおすすめの料亭・レストランをご紹介します。
名古屋で結納におすすめのお店
1. 名古屋浅田(ながやあさだ)
- 特徴:加賀料理の老舗で、格式高い結納の場に最適。
- 公式サイト:https://www.asadayaihei.co.jp/nagoya/
- 住所:名古屋市中村区名駅4-7-1 ミッドランドスクエア41F
2. 河文(かわぶん)
- 特徴:名古屋最古の料亭で、伝統的な和食と落ち着いた雰囲気。
- 公式サイト: https://www.thekawabunnagoya.com/kawabun/
- 住所:名古屋市中区丸内2-12-19
3. 料亭つたも
- 特徴:伝統的な名古屋の料亭で、格式のある結納が可能です。
- 公式サイト: http://tsutamo.com/
- 住所:名古屋市西区那古野1丁目18-3
4. 料亭か茂免(かもめ)
- 特徴:日本庭園を望む静かな環境で格式あるお祝いができる。
- 公式サイト:https://www.ka-mo-me.com/
- 住所:名古屋市東区白壁4-85
5. 吉川ビレッジ
- 特徴:料亭のほか、フレンチレストランも併設し、和洋どちらのスタイルでも対応可能。
- 公式サイト:
- 住所:名古屋市千種区堀割町1-19
6. 木曽路(きそじ)
- 特徴:全国展開するしゃぶしゃぶの名店で、結納プランも充実。
- 公式サイト:https://www.kisoji.co.jp/
- 名古屋の店舗:名駅店、今池店、藤が丘店 など
どのお店も結納プランや個室が完備されており、格式高い場としてご利用できます。 予算や希望に合わせて選んでみてください!
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