好きな人と毎日一緒にいられたら、きっと幸せ。
朝起きたら隣にいて、一緒にご飯を食べて、休みの日には二人で出かける。
そんな結婚生活を想像したことはありませんか?
でも、実際に一緒に暮らしてみると、そんなきれいな話ばかりではありません。
食事の味付けが違う。後片付けのタイミングが違う。洗濯物の干し方も、たたみ方も違う。
そして、お風呂上がりに食べようと楽しみにしていたプリンが、冷蔵庫から消えていたら……。
「もうーーー!私のプリン!!」
ってなりますよね。(笑)
でも、考えてみれば当たり前なんです。
育った環境が違う二人なんですから。
自分にとっての「当たり前」が、相手にとっても当たり前とは限りません。
今回は、恋愛の先にある「一緒に暮らす」ということについて、ちょっと余計なお話をします。
プロが見た!恋愛と結婚の余計な一言
「恋人がほしい」「結婚したい」
そんな気持ちはあっても、恋愛や結婚に対する考え方は人それぞれです。
結婚相談所は費用もかかる場所ですから、誰にでも入会をおすすめするつもりはありません。
自分に合う場所なのか、どんな活動をしたいのか。そこは、きちんと考えてほしいところです。
ただ、日々お話を伺っていると、カウンセラーとして「ちょっと待って、それはどうなんでしょう?」と言いたくなることもあります。
普段なら言い過ぎかもしれない、そんな本音を記事にしているのが、このシリーズです。
第4回は、好きな人と一緒に暮らすことについて。
恋愛中には見えにくい、結婚生活のちょっとした現実のお話です。
チョコレート2個で、お見合い終了!?
以前、私が担当した会員様のお見合いで、こんなことがありました。
場所は、チョコレートでも有名なカフェ。
飲み物についてくるチョコレートも、ちょっとした楽しみの一つです。
ところが、お見合い相手の方が、お皿にあったチョコレートを2個とも食べてしまったんです。
2個ともですよ!(笑)
そして、会員様からのお見合いのお返事は……。
当然、お断り。
これ、チョコレートを食べられた恨みではないんですよ。
2個あるなら、1個ずつ分けようとする。
あるいは「よかったら食べますか?」と聞いてみる。
そんな、ちょっとした配慮ができるかどうかなんです。
もちろん、チョコレートを2個食べたからといって、その人の人間性がすべてわかるわけではありません。
でも、目の前にいる相手のことを、どれくらい考えられるのか。
そんな小さな行動から、一緒に暮らす姿を想像することってありますよね。
たかがチョコレート2個。されどチョコレート2個。
問題はチョコレートの値段でも数でもなく、相手と分け合おうとする気持ちがあるかどうかなんです。
一緒に暮らすって、我慢すること?
結婚生活では、お互いに合わせることが大切だと言われます。
でも、それって一方が我慢することとは違うんですよね。
食事の味付け、家事の分担、休日の過ごし方、お金の使い方。
育った環境が違う二人なんですから、意見が合わないことがあって当然です。
大切なのは、違いがあったときに話せるかどうか。
「私はこうしたい」
「そうなんだ。でも、私はこっちの方がいいな」
「じゃあ、こうしてみる?」
「うん、それならいいね」
そんな会話ができる相手なら、少しくらい生活習慣が違っていても、二人なりのやり方を見つけられるかもしれません。
そして、間違えたときには素直に「ごめん」と言えること。
例えば、楽しみにしていたプリンを相手が勝手に食べてしまったとします。
「ごめん!食べちゃった。明日買ってくるよ」
「もうー!楽しみにしてたのに!」
「じゃあ、今度から名前書いといてよ」
「いやいや、そこは聞いてよ!(笑)」
これなら、ちょっとした笑い話になるかもしれません。
でも、「プリンくらいで怒るなよ!」と言われたら、話は違ってきます。
怒っているのは、プリンがなくなったことだけではありません。
自分が楽しみにしていたことを、軽く扱われたと感じたのかもしれません。
結婚生活に必要なのは、一方的な我慢ではなく、お互いのすり合わせ。
そのためには、相手の話を聞くことも、自分の気持ちを伝えることも必要なんです。
「この人になら合わせてもいいな」と思えるか
もう一つ、大切だと感じるのがお互いへの尊敬です。
尊敬といっても、立派な肩書きや高い収入、特別な才能のことではありません。
約束を守る。人の話を聞く。自分が悪かったら謝る。
相手が大切にしているものを、自分も大切に扱おうとする。
そんな日常の行動にも、尊敬できるところはあります。
相手に尊敬できるところがあると、意見が違っても「この人の考え方も聞いてみようかな」となりやすいものです。
そして、自分も「この人になら、ちょっと合わせてもいいかな」と感じられる。
もちろん、いつも片方だけが合わせるのでは困ります。
お互いにそう思えることが大切なんですよね。
恋愛中は「私のことをどれくらい好きでいてくれるか」が気になるかもしれません。
でも、一緒に暮らすなら「この人のことを自分はどれくらい大切にできるか」も考えてみてほしいんです。
好きになる人と、一緒に暮らしたい人は違う?
恋愛で好きになる相手と、結婚して一緒に暮らしていこうと思える相手。
必ずしも同じタイプとは限りません。
恋愛では、見た目が好みだったり、一緒にいてドキドキしたり、会いたくて仕方がなくなったり。
そんな気持ちから始まることもあります。
でも、結婚して一緒に暮らすとなれば、少し違ったところも見えてきます。
この人となら、毎日の生活を続けていけそうか。
困ったときに話ができるか。
自分にとって大切なことを、相手も大切にしてくれるか。
そして、自分も相手のために何かしてあげたいと思えるか。
自分がこれから生活していくうえで、この人がそばにいてくれたらいいな、と感じる。
そんな相手と過ごすうちに、情が湧いてくることがあります。
その情が、いつの間にか愛情と呼べるものになっている。
そんな関係もあるんですよね。
ただし、「必要な相手」というのは、家事をしてくれるとか、お金を稼いでくれるとか、便利だからという意味ではありません。
この人がいる生活を大切にしたい。そして、自分もこの人にとって大切な存在でありたい。
そんな気持ちです。
もちろん、人によって違います。
最初から強い恋愛感情が必要な人もいれば、安心感や信頼関係から愛情が育つ人もいます。
だから、最初に思い描いていた「好きなタイプ」と、実際に「この人と一緒に暮らしていきたい」と感じる相手が違っていても、不思議なことではありません。
好きだから一緒に暮らしたいのか。一緒に暮らしていきたいと思えるから、もっと好きになるのか。
どちらもあっていいんです。
結婚するのは二人。でも、二人だけの話ではないことも
ここで、ちょっと余計な一言を。
一緒に暮らすことを考えるとき、もう一つ忘れてはいけないことがあります。
お互いの親や親戚との付き合いです。
まだ結婚も決まっていないのに、そんなことまで考えたくないですよね。
そりゃそうです。まずは二人のことですから。
でもね、結婚すると、今まで知らなかった相手の家族の「当たり前」に出会うこともあります。
家族で頻繁に連絡を取り合う家庭もあれば、用事があるときだけ連絡する家庭もあります。
お正月やお盆は家族で集まるのが当たり前という人もいれば、そうではない人もいます。
そして、ちょっと難しいのが親との関係です。
親というのは、自分のことを小さい頃から知っています。
好きなものも、苦手なことも、昔からの性格も。
だからこそ、親の言葉に納得することもあれば、逆に素直になれないこともあるんですよね。
一方、結婚相手は、これから一緒に生活しながら自分のことを知っていく人です。
親には親の考え方があり、結婚相手には結婚相手の考え方があります。
その間で意見が違ったとき、どうするのか。
できれば、お互いの親にも気に入ってもらいたい。
でも、全員に気に入られるなんて、なかなか難しいことです。
親の言うことを何でも優先するのも違いますし、結婚したからといって親との関係を切り離せばいいという話でもありません。
家庭の事情によっては、無理に親や親戚と付き合わない方がいい場合もあります。
大切なのは、お互いの事情を理解しながら、二人の生活については二人で話し合えること。
そして、もう一つ。
自分の親だからこそ、自分が間に入って伝えなきゃいけないこともあります。
相手に全部任せてしまうのではなく、自分も一緒に考える。
これって、結構大事なんですよ。
親を大切にすることと、結婚相手を大切にすることは、どちらか一つを選ぶ話ではありません。
二人で新しい生活をつくっていくために、どう付き合っていくかを考えることなんです。
まだ結婚も決まっていないのに、こんな話までしてしまいました。
本当に余計な一言ですよね。
でも、結婚してからのことも考えてほしいから、あえて言わせてもらいました。
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一緒に暮らせる人って、どんな人?
ここまで、チョコレート2個のお話から、親や親戚との付き合いまで、いろいろなお話をしてきました。
結婚相手を考えるとき、見た目や年収、趣味が合うかどうかも気になるところでしょう。
もちろん、それも大切です。
でも、実際の生活では、もっと小さなことの積み重ねが二人の関係をつくっていきます。
一緒に暮らしていきたい相手に、大切にしてほしいこと。
- 自分の気持ちを話せること
- 相手の話を聞こうとすること
- 間違えたときに素直に謝れること
- お互いに尊敬できるところがあること
- 違いがあったときに、すり合わせようとすること
もちろん、これがすべてではありません。でも、結婚相手を考えるときの一つの目安にはなるはずです。
何でも同じ考え方の人を探す必要はありません。
かといって、違うところを全部我慢する必要もありません。
「この人になら、ちょっと合わせてもいいな」
そう思える相手で、相手も同じように思ってくれる。
そんな二人なら、少しくらい意見が違っても、一緒に暮らしていく方法を考えられるのではないでしょうか。
結婚は、好きな人を見つけて終わりではありません。
その人と、毎日の生活を続けていくことですからね。
最後の余計な一言|チョコレートはどうします?
さて、最初のチョコレート2個のお話。
あなたなら、どうします?
私だったら、まず「よかったらどうぞ」って、2個とも相手に差し出します。
そして、相手が「じゃあ、1個ずつにしません?」って言ってくれるかどうか。
そこ、確認しちゃいます。(笑)
もちろん、遠慮して受け取らない人もいるでしょうし、反応はいろいろです。
でもね、相手のことを考えられるかどうかって、案外こんな小さなところに出るものです。
自分が相手に何かしてあげたいと思う。
相手も自分のことを考えてくれる。
そんなやり取りが、毎日の生活の中にあったらいいですよね。
それにしても……。
お見合いでチョコレートを2個とも食べちゃうなんて、よっぽどおいしかったんでしょうね!(笑)
本当は、ものすごく言いたくない話なんです。
この記事って、本当はものすごく言いたくない内容なんです。
だって、100%意見が合うわけじゃないことくらい、最初からわかっていますから。
それでも、なんとかわかってほしくて、ついつい余計な一言を言ってしまうんです。
言わなくてもいいとは思います。
でもね。
私たちだって、余計な一言を言いながら、あなたと「すり合わせ」をしているんですから。
「こいつ、何言ってるんだ?」って目で見られることだってありますよ。
そりゃあ、あります。(笑)
でも、その一言が、いつかあなたのためになるかもしれない。
そう思ったら、言わずにはいられないんですよね。
もちろん、そんな顔をされても表情には出しません。
「だははは・・・💦」
バカなふりでも、なんでもしますよん!
これは、私たちのホンネの一言です。
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プリン、家事、休日、親との付き合い。
あなたなら、どうしますか?
直感で5問に答えてみてください。
Q1. 楽しみにしていたプリンを、相手が食べてしまいました!
Q2. 一緒に料理を作ったら、味付けの好みが全然違います。
Q3. 相手の洗濯物のたたみ方が、自分と違います。
Q4. 休日、相手は出かけたい。でも自分は家で休みたい。
Q5. 相手が「今度の休み、うちの親に会いに行こう」と言いました。
あなたの診断結果は……
最後に、カウンセラーから一言。
結婚生活に必要なのは、同じタイプの相手を探すことではありません。
違うタイプの相手と、どうやって一緒に暮らしていくか。
相手に合わせてもらうだけではなく、 自分も相手に歩み寄れるかどうか。
さて、あなたは誰となら、一緒に暮らしていけそうですか?
だははは・・・💦
※この診断は、自分の傾向を楽しく考えるためのものです。 心理学的な性格判定ではありません。
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