50代女性の仮交際で
悩みやすい7つのこと
仲人が見た「距離感」のすれ違い
男性は「もっと仲良くなりたい」と思っている。
女性は「まだ、そこまでの関係ではない」と感じている。
仮交際では、この小さな距離感の違いが、大きな違和感につながることがあります。
仮交際は、まだ恋人ではありません
仮交際という言葉には「交際」と入っていますが、まだ恋人同士ではありません。
お見合いを終え、「もう少し相手を知ってみよう」と始まった段階です。
ところが男性は、交際が成立すると「自分を選んでくれた」「少し好意を持ってくれている」と受け取ることがあります。
一方の女性は、
「まだ好きではないけれど、少し知ってみる」
「交際というより、お見合いの続きをしている感覚」
という気持ちでいることも少なくありません。
このスタート地点の違いが、会う頻度、連絡、身体的な距離、将来の話に表れてきます。
当てはまるものにチェックしてみてください。
悩み1|男性は毎週会いたい。女性は時間がある時に会いたい
仮交際が成立したあと、50代男性からは、
「間を空けずに、少しずつ距離を縮めたいです」
という声を聞くことがあります。
一方、50代女性は、仕事、友人、家族、趣味、習い事など、すでに自分の生活が整っている方も多くいます。
そのため、婚活の予定を「ほかの用事が入っていない日に会うもの」と考えることがあります。
「良い方なら、毎週でもお会いしたいです。」
「次が3週間後だと、あまり気持ちがないのかなと思います。」
「仕事や友人との予定もあるので、毎週は少し疲れます。」
「まだ好きか分からない段階で、婚活だけを優先するのは難しいです。」
どちらの気持ちも間違いではありません。
ただ、会う間隔が空きすぎれば、相手の気持ちが冷めたり、ほかのご縁が進んだりすることがあります。
反対に、女性が負担を感じるほど予定を詰めれば、会うこと自体が苦痛になります。
毎週会うことを正解にするのではなく、無理なく関係を続けられる頻度を話し合うことが大切です。
会う頻度が負担なら、「毎週は難しいですが、2週間に一度ならゆっくりお会いできます」と、自分が続けられるペースを伝えてみましょう。
悩み2|LINEの回数が、好意の大きさに見えてしまう
仮交際では、LINEの頻度も温度差を感じやすいポイントです。
毎日連絡を取りたい方もいれば、用事がある時だけで十分という方もいます。
返信が早いから好意が強い。
文章が短いから気持ちがない。
そうとは限りません。
苦しくなりやすい見方
返信時間、文章量、絵文字、スタンプの数から、相手の気持ちを毎回判断する。
確認したい見方
会った時に向き合ってくれるか、次の予定を考えてくれるか、約束を守るかまで含めて見る。
LINEは、関係を育てる道具の一つです。
連絡を続けることそのものが目的ではありません。
頻度が合わない場合は、「私は毎日の長いやり取りは少し苦手ですが、予定の連絡はきちんとしたいです」と伝えてよいのです。
悩み3|並んで歩く時や店内で、相手との距離が近すぎる
50代女性から多い相談の一つが、物理的な距離の近さです。
横に並んだ時に肩が触れそうになる。
エレベーターや店内で、すぐ背後に立たれる。
メニューやスマートフォンを見る時に、顔を近づけられる。
男性に悪気はなくても、女性は圧迫感や怖さを感じることがあります。
「少しでも近くで話した方が、親しみが伝わると思いました。」
「嫌がっているようには見えませんでした。」
「背後に立たれると、逃げられない感じがして苦手です。」
「まだ数回しか会っていないので、近づかれると身構えてしまいます。」
男性は、距離が近くなったことを「関係が進んだ」と感じているかもしれません。
でも女性は、まだお見合いの続きをしている感覚かもしれません。
身体的な距離は、相手が受け入れて初めて縮まるものです。
親しさは、近くに立つことではなく、相手が安心していられる距離を守ることから始まります。
心地よい距離は、人によって違うニャー。
近づく前に、相手の表情を見ることが大切ニャー。
悩み4|手や肩に触れられ、「まだ早い」と感じる
仮交際中に手をつなごうとされた。
車道側へ移動する時に肩へ手を置かれた。
写真を撮る時に腰へ手を回された。
男性は、エスコートや好意の表現だと思っていることがあります。
しかし女性が「まだ触れられたくない」と感じるなら、その感覚を我慢する必要はありません。
仮交際になったからといって、身体に触れることへ同意したわけではありません。
真剣交際になった場合でも、相手の同意なく触れてよいわけではありません。
我慢し続ける
嫌だけれど雰囲気を壊したくない。大人なのだから、この程度は受け入れるべきだと考える。
自分の感覚を伝える
「私は距離が縮まるまで少し時間が必要です」と、無理のない方法で伝える。
自分から直接伝えにくい場合は、カウンセラーへ相談してください。
仲人を通して、「もう少しゆっくり距離を縮めたいようです」と伝えることもできます。
一度伝えたあと、相手が配慮してくれるかどうかも、大切な見極めポイントです。
悩み5|温泉・旅行・自宅へ誘われ、距離感に戸惑う
「一緒に温泉へ行きませんか」
「旅行をすれば、お互いのことがよく分かりますよ」
「家でゆっくり食事をしませんか」
こうした誘いに戸惑う50代女性も少なくありません。
特に温泉について、
「普段とは違う姿を知りたい」
「旅行で生活感を確認したい」
と言われると、女性は品定めをされているように感じることがあります。
「まだ結婚したわけでも、真剣交際でもありません。」
「素顔や生活のすべてを見せる段階ではないと思います。」
相手を知りたいという気持ち自体は、悪いことではありません。
ただ、知りたい側の気持ちだけで距離を縮めると、相手は安心できません。
二人きりの密室や宿泊を伴う誘いに不安を感じた場合は、断って構いません。
相手の希望に応じることより、自分が安心して過ごせる場所を選ぶことを優先してください。
「旅行は、もう少し関係が深まってから考えたいです。今は日帰りのお出かけを楽しみたいです」
悩み6|強い好意を向けられるほど、気持ちが追いつかなくなる
男性から積極的に好意を伝えられた時、うれしいと感じる女性もいます。
その一方で、
「期待に応えなければいけないようで苦しい」
「好きと言われるほど、少し離れたくなる」
と感じる方もいます。
好意を受け取ったからといって、同じ強さですぐに返さなければならないわけではありません。
「気持ちを伝えた方が、女性も安心すると思いました。」
「自分の真剣さを分かってほしかったんです。」
「ありがたいのですが、同じ気持ちを求められているようで焦ります。」
「少しずつ知りたいのに、答えを急かされているように感じます。」
気持ちが育つ速さは、人によって違います。
「うれしいです。でも私は、もう少しゆっくりお互いを知りたいです」と伝えてみてください。
その言葉を尊重してくれる人かどうかは、これからの関係を考えるうえで大切です。
悩み7|違和感があっても、交際終了するほどではないと我慢する
身体的な距離が近い。
会う頻度を押しつけられる。
断っても同じ誘いを繰り返される。
それでも、
「悪い人ではないから」
「私が神経質なのかもしれない」
「このくらいで断るのは申し訳ない」
と我慢してしまうことがあります。
我慢してしまう状態
会う前から憂うつになる。断る理由を考え続ける。相手に合わせることばかり考える。
一度相談したい状態
自分の違和感を言葉にし、伝え方や交際を続けるかをカウンセラーと整理する。
無理に二人で解決しようとせず、すぐに担当カウンセラーへ相談してください。
自分の安全と安心を優先して構いません。
違和感があるから、すぐに相手が悪いと決める必要はありません。
しかし、自分の感覚をなかったことにする必要もありません。
相手に悪気がない場合は、仲人から伝えることで改善することもあります。
反対に、伝えても配慮がない場合は、その対応自体が一つの答えになります。
相性とは、好みが同じことだけではありません。嫌だと伝えた時に、相手がどう受け止めるかも相性の一部です。
「嫌かもしれない」という気持ちも、大切なサインニャー。
一人で我慢せず、仲人さんに話してみるニャー。
距離感が合う相手とは、どんな人?
距離感が合う相手とは、すべてのペースが最初から同じ人とは限りません。
違いがあった時に、話を聞いてくれる人。
急がず、こちらの気持ちを確認してくれる人。
一度伝えたことを、次から気にかけてくれる人。
そうした相手なら、最初は少しペースが違っても、二人の心地よい距離を一緒につくっていけます。
仮交際になると、男性は「少し関係が進んだ」と感じることがあります。
女性は「これから相手を知るところ」と感じているかもしれません。
どちらが正しいという話ではありません。
ただ、気持ちの進み方も、心地よい距離も、人によって違います。
50代になると、若い頃よりも自分の生活や、自分が安心できる距離が分かってきます。
だから、無理に相手へ合わせなくても大丈夫です。
触れられて嫌だった。
近くに立たれて怖かった。
旅行の誘いはまだ早いと感じた。
その感覚を、わがままだと思わなくて構いません。
でも、相手をすぐに悪い人だと決める前に、伝え方を一緒に考えられる場合もあります。
男性は、距離を縮めることが好意だと思っていただけかもしれません。
女性は、距離を守ってくれることに好意を感じるのかもしれません。
その違いを翻訳し、二人の間に入ることも、仲人の役目です。
ご縁を育てるために必要なのは、急いで近づくことではありません。
お互いが安心して、少しずつ近づけることです。
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